「あんたって、人の弱みにつけこむのが、異常にうまいわよね」
「そんなことは、無い」
ミサトは眉をひそめる。
「そんなことあるわよ。相手の弱みを見つけて、弱点をついて、逃げ道を無くして、追い詰めて、弱らせて、確実に仕留める。あんたの上得意なやり口じゃない」
「ひどい言われようだな。しかし、その通りだ」
加持は、ミサトの首筋についばむキスをし、そして舌を這わせる。ミサトはびくんと肩を揺らし、ぎゅうと目を閉じた。
更に加持は、ミサトの襟元から、服のジッパーを下ろす。ゆっくりと、ミサトの胸元が開かれていく。
「やっ、そんなとこ舐めないで……あ、開けないでよ! 加持……んもう、力が入らない……ひどいわ……」
「相手を知り、攻略の糸口を見つけ、確実に仕留める。ネルフが敵対象にしていることと同じだろう?」
腹部までジッパーが下りたところで、加持はミサトの胸元に手を滑り込ませた。ブラの生地越しではあるが、心地よい弾力の柔らかさを、手の平に感じる。
「んうッ……こ、こんなときに、使徒の話しなんてしないでよ」
フッと、加持は口元で笑んだ。
「使徒……だけじゃないだろう? ネルフの敵対象は」
耳元で加持が囁く。
その直後、加持は身体を小さく揺らした。ミサトが加持の耳たぶを、唇ではみついた。
「やめてよ、そんな話。今はもう……今だけは……違うことを考えていたいの」
ミサトの頭を抱えるように、加持はミサトを抱き締める。
「すまない、葛城」
ミサトをそっと床に下ろし、加持はミサトに覆いかぶさる。そして、右手で乳房を揉みさすった。そのままミサトの首筋に沿って、たくさんのキスをする。
「んあん、ふあぁ」
悶えるミサトに、加持は囁く。
「今は何も考えずに、なにもかもを忘れてしまえば……いや、俺は葛城のことを想って、葛城のことだけを考えて……肉欲に溺れる」
目を熱く潤ませながら、ミサトは薄く笑んだ。そして胸元にある加持の手を掴み、ブラの下へと誘い込む。
「私も……溺れても、いいのよね……私も溺れる……あんたのことだけ……加持のことだけ考える」
「愛しい、本当に愛しいな、葛城は」
二人は唇を重ね、そして互いの口を吸い合った。舌を伸ばし、相手の舌を探り、舐め、絡ませ、撫で合う。より深く舌が挿いるように、互いに顔を傾け合う。
「んふぅッ」
重なった唇から、ミサトの甘い声がこぼれ出る。加持は左手でブラのホックを外し、引っ張り、ブラを脱がせた。そして右手は、手の平全体で乳房を掴み、中指と薬指の間で、乳首を挟み揉み上げている。
乳房と同じくらいの柔らかさであった乳首が、次第にこりこりに硬くなっていく。
「葛城」
「え? や、やぁッ!」
ミサトを呼ぶのと同時に、加持はミサトの胸元をあらわにした。服を開かれ、ミサトは恥ずかしさと驚きのあまりに、声を上げた。
「な、なにするの!?」
「見てごらん、葛城」
加持がミサトの左右の乳首を、見つめている。つられてミサトも、自分の乳首に目を移す。
「左の乳首はこんなに柔らかで小さいのに、右の乳首は膨れて、大きくなって、硬くなっている」
かぁっと一気に、ミサトの顔が真っ赤になる。まるで燃え盛っているかのように、顔がどうしようもなく熱い。
「ば、バカなこと言ってるんじゃないわよ! あ、あんたがこんなにしたんでしょ!? 加持が悪い! あんたのせいよ!」
ミサトはとっさに、加持のあたま目がけて拳を振り下ろす。しかしそれを、加持は左手で防いだ。
「っとと、照れなくてもいいだろう。これだけ反応しているってことは、早速、肉欲に溺れ始めたってことだろう?」
「バカじゃないの! そんなこと言われたら、恥ずかしいわよ! あたり前でしょう!? あんたって、本当に性格が悪いわね!」
加持は苦笑いしながら、ミサトの胸元に顔を寄せ、ぺろりと左乳首の先端を舐めた。
「ひぅッ」
ミサトが身体を縮ませる。
「右の乳首だけがこれじゃあ、不公平だし、バランスが悪い。左も右の乳首に負けないくらいに悦ばせて、勃起させてやらないと」
「やだ、勃起とか言ってんじゃないわよ! ……なんであんたって、そうやってはずかしめて、追い詰めるのよ……んあぁうッ!!」
左の乳首に、加持が吸いついた。口の中では、舌が乳首を攻めている。舌先でちろちろと、そして舌のはらでぬにゅぬにゅと、加持は乳首を舐め上げる。
「やぁ、だめよ、そんな……やぁぁ」
ちうううと吸い上げながら、加持は舌で乳首をこねまわす。ミサトは乳首を引っ張られながら、ぐりぐりに乳首をいじめられる。
感じる。全身に甘いしびれが流れ伝う。ミサトは背を反らせ、床から背中を浮かせてしまう。
不意に加持は、口から乳首を解放する。その瞬間、ミサトから快楽が失せ、そのまま背を床につけた。
(つづく)
「そんなことは、無い」
ミサトは眉をひそめる。
「そんなことあるわよ。相手の弱みを見つけて、弱点をついて、逃げ道を無くして、追い詰めて、弱らせて、確実に仕留める。あんたの上得意なやり口じゃない」
「ひどい言われようだな。しかし、その通りだ」
加持は、ミサトの首筋についばむキスをし、そして舌を這わせる。ミサトはびくんと肩を揺らし、ぎゅうと目を閉じた。
更に加持は、ミサトの襟元から、服のジッパーを下ろす。ゆっくりと、ミサトの胸元が開かれていく。
「やっ、そんなとこ舐めないで……あ、開けないでよ! 加持……んもう、力が入らない……ひどいわ……」
「相手を知り、攻略の糸口を見つけ、確実に仕留める。ネルフが敵対象にしていることと同じだろう?」
腹部までジッパーが下りたところで、加持はミサトの胸元に手を滑り込ませた。ブラの生地越しではあるが、心地よい弾力の柔らかさを、手の平に感じる。
「んうッ……こ、こんなときに、使徒の話しなんてしないでよ」
フッと、加持は口元で笑んだ。
「使徒……だけじゃないだろう? ネルフの敵対象は」
耳元で加持が囁く。
その直後、加持は身体を小さく揺らした。ミサトが加持の耳たぶを、唇ではみついた。
「やめてよ、そんな話。今はもう……今だけは……違うことを考えていたいの」
ミサトの頭を抱えるように、加持はミサトを抱き締める。
「すまない、葛城」
ミサトをそっと床に下ろし、加持はミサトに覆いかぶさる。そして、右手で乳房を揉みさすった。そのままミサトの首筋に沿って、たくさんのキスをする。
「んあん、ふあぁ」
悶えるミサトに、加持は囁く。
「今は何も考えずに、なにもかもを忘れてしまえば……いや、俺は葛城のことを想って、葛城のことだけを考えて……肉欲に溺れる」
目を熱く潤ませながら、ミサトは薄く笑んだ。そして胸元にある加持の手を掴み、ブラの下へと誘い込む。
「私も……溺れても、いいのよね……私も溺れる……あんたのことだけ……加持のことだけ考える」
「愛しい、本当に愛しいな、葛城は」
二人は唇を重ね、そして互いの口を吸い合った。舌を伸ばし、相手の舌を探り、舐め、絡ませ、撫で合う。より深く舌が挿いるように、互いに顔を傾け合う。
「んふぅッ」
重なった唇から、ミサトの甘い声がこぼれ出る。加持は左手でブラのホックを外し、引っ張り、ブラを脱がせた。そして右手は、手の平全体で乳房を掴み、中指と薬指の間で、乳首を挟み揉み上げている。
乳房と同じくらいの柔らかさであった乳首が、次第にこりこりに硬くなっていく。
「葛城」
「え? や、やぁッ!」
ミサトを呼ぶのと同時に、加持はミサトの胸元をあらわにした。服を開かれ、ミサトは恥ずかしさと驚きのあまりに、声を上げた。
「な、なにするの!?」
「見てごらん、葛城」
加持がミサトの左右の乳首を、見つめている。つられてミサトも、自分の乳首に目を移す。
「左の乳首はこんなに柔らかで小さいのに、右の乳首は膨れて、大きくなって、硬くなっている」
かぁっと一気に、ミサトの顔が真っ赤になる。まるで燃え盛っているかのように、顔がどうしようもなく熱い。
「ば、バカなこと言ってるんじゃないわよ! あ、あんたがこんなにしたんでしょ!? 加持が悪い! あんたのせいよ!」
ミサトはとっさに、加持のあたま目がけて拳を振り下ろす。しかしそれを、加持は左手で防いだ。
「っとと、照れなくてもいいだろう。これだけ反応しているってことは、早速、肉欲に溺れ始めたってことだろう?」
「バカじゃないの! そんなこと言われたら、恥ずかしいわよ! あたり前でしょう!? あんたって、本当に性格が悪いわね!」
加持は苦笑いしながら、ミサトの胸元に顔を寄せ、ぺろりと左乳首の先端を舐めた。
「ひぅッ」
ミサトが身体を縮ませる。
「右の乳首だけがこれじゃあ、不公平だし、バランスが悪い。左も右の乳首に負けないくらいに悦ばせて、勃起させてやらないと」
「やだ、勃起とか言ってんじゃないわよ! ……なんであんたって、そうやってはずかしめて、追い詰めるのよ……んあぁうッ!!」
左の乳首に、加持が吸いついた。口の中では、舌が乳首を攻めている。舌先でちろちろと、そして舌のはらでぬにゅぬにゅと、加持は乳首を舐め上げる。
「やぁ、だめよ、そんな……やぁぁ」
ちうううと吸い上げながら、加持は舌で乳首をこねまわす。ミサトは乳首を引っ張られながら、ぐりぐりに乳首をいじめられる。
感じる。全身に甘いしびれが流れ伝う。ミサトは背を反らせ、床から背中を浮かせてしまう。
不意に加持は、口から乳首を解放する。その瞬間、ミサトから快楽が失せ、そのまま背を床につけた。
(つづく)