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浜岡ポン太、マフマフが運営する同人サークル「マフポコ」のサイトです。

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ジャンル:絶望先生
タイトル:こもって、まじって


 毎日のように、交は小森のもとを訪れる。小森も、交を待っている。たわいもない会話をして、時間が経つと帰る。ただそれだけのことが、いつの間にか日課になっていた。
 放課後、今日も交はいつものように、小森のいる体育倉庫にやってくる。しかし今日は、いつもとは少し違っていた。たわいもない会話が、小森の一言で色めき立った。
「交、私のことが好きでしょ」
「な! なんだよ、いきなり!」
 小森は真顔で、そして真剣な表情をして、交に言った。
 交は目を丸くしながら、目を見開いた。ひどく驚いている。
「ねぇ、好きなんでしょ、私のこと」
「へ、変なこと言うなよ! 全然、そんな気ねぇよ!」
 小森がズイッと交に迫る。交は驚いたまま、むきになって言葉を返す。
 小森は交に顔を寄せた。そして、お互いの顔が数ミリ程しか離れていないという至近距離で、小森は真顔のまま言った。
「バレバレだよ? 交、私のことが好きなんでしょ?」
 交は顔を真っ赤にして、固まる。小森はニャマリと薄く笑み、チュッと唇を触れされる。
「うわあああ」
 交はズザザザと後ろにずり下がった。小森は真顔に戻って、交を見ている。
「な、何すんだよ! ふざけるな!」
 交は拳を握りながら、立ち上がる。激昂している。交は涙目になりながら、小森を睨みつけた。
「子供だと思って、からかってんじゃねぇよ!」
 小森は交をじっと見つめながら、表情を変えずに言った。
「私は交のこと、好きだよ」
 交はドキンと胸を高鳴らせた。突然のことに混乱している交は、顔を真っ赤にしてむきになってしまう。
「な、なんだよそれ! オ、オレは、オ、オマエなんか!」
「私なんか?」
 小森は真顔のまま、交を真っ直ぐに見ている。
「オ、オレは……その……」
 交は言い淀み、黙ってしまった。小森は交を見つめたまま、真っ直ぐに近づいていく。そして再度、交の目の前にまで寄った。そのまま顔をズイッと近づける。
「どうなの?」
 交は恥ずかしそうに、気まずそうに、そして意地になっているような、複雑な顔をしていた。変に緊張して、固まってしまう。それでも少し経つと、交は小さくコクンと頷いてみせた。
「そうなんだ」
 小森は交の両頬に手を添え、顔を寄せる。そして、大人のキスをする。
 舌が絡み合う。小森の舌が、交の舌を撫でる。なされるがまま、交は動かずにキスを受け入れる。交は小森にあわせて、舌を絡める。
 しばらくすると、小森はゆっくりと口を離した。二人の舌の間に、とろりとした架け橋ができる。交はとろんとした目をしながら、ぼんやりと小森を見る。そして、架け橋が滴になって落ちていくのを見守った。
 小森は無表情ながらも、顔を上気させてほんのりと頬を赤くしている。そして、少しだけ目がとろけている。
「それ、脱いで」
 小森は交の袴を指さし、命令する。
「なッ!」
 交は驚いて反論しようとする。しかし小森の目を見た途端、口ごもってしまった。なんとなく、反発できなくなった。交は素直に袴を脱いだ。顔を下に向け、顔全体を真っ赤にしている。袴の下には、子供らしく白いブリーフを履いていた。小森はフフッと、少しだけ笑む。
「他も全部脱いで」
 交は下を向いたまま、おずおずと服を脱いでいく。そんな交を見つめながら、小森は追い詰めるような発言をする。
「私が脱がしてあげようか?」
 交は赤くなった顔を更に赤くし、羞恥に顔を歪ませた。顔を左右に振って拒否する。そして、ぐっと恥ずかしさに耐える。我慢した顔をしている。
 交は全裸になった。恥ずかしさからか、手で股間を隠している。
「手、どけて」
 交は反発しようとした。いやだと言いたくなった。しかし小森の目を見てしまうと抵抗できなくなる。交は諦めたように、しぶしぶ手をどけていく。
「ふふっ、やっぱり子供だね」
 小森は交のお●んちんを見て、呟いた。お●んちんが小さく震える。
 交は半ギレになって、小森を睨みつける。
「ズルいぞ! オマエも裸になれよな!」
 小森は無表情のまま、布団を開く。小森の姿を見た交は、目を見開いて息を呑んだ。布団の下は、全裸であった。小森はまるで痴女のように、裸体を交に見せつける。
 交は唖然としたまま、固まった。そして次の瞬間、ブバッと鼻血を噴いてそのまま後ろに倒れこむ。
「子供のくせして、興奮しちゃったの?」
 交は身体を起こしながら、手の甲で鼻血を拭う。
「い、いきなりマッパはスルいぞ!」
 そう言った交は、子供ち●ぽながらも勃起している。
「やっぱり、私のこと好きなんだ」
 小森はそう言いながら、交のお●んちんを指先でさする。猫の顎を撫でるように、優しく、そして淫靡に。
「うっ、ふゃあぁ」
 小森は交のお●んちんを掴み、顔を近づけていく。交は胸を高鳴らせながら、小森を見守った。小森は口を小さく開いて、お●んちんを咥え込む。そして唇でしっかりと咥えながら、舌でお●んちんを転がすように舐めまわる。
「ふあぁ、な、何するんだよ、オイ! や、やめろ、やめろって!」
 小森は交を無視し、舐め続ける。
「や、やめ、やめて、やめてよぉ」
 交の声はだんだんと弱々しくなっていく。力ない幼子のように、身体を小さくしてしまう。
「へ、変だよぉ、変になるから、やめ……ろ……よぉ……」
 交の声がどんどんと小さくなっていく。フェードアウトしていく声から、交が快楽に耐えているのが伝わってくる。
 小さくなる声のかわりに、交のお●んちんには力がこもっていく。ピクピクと揺り動いている。
 拒否しながらも快楽に悦んでいる交を、小森は満足げに目を細めて見つめる。
「や、やめ……うああぁぁああッ!」
 突然、お腹の奥が熱くなった。腰にビリビリッとした衝撃が走る。今まで感じたことが無かった、知らない快楽が交を襲った。
〝びゅるッ、びゅりゅるるるるッ〟
 交は全身をビクンと揺らし、身体を硬直させた。そして、お●んちんがビクビクと脈動し、尿道を勢い良く白濁液が通り抜ける。
 小森の口に、どろりと濃い、薄黄色い精が放たれた。交は目をきつく閉じながら、びゅるりびゅるりと精を放つ。
「ううくぅ、ふああぁぁぁ」
 交は歯を食いしばって、射精の快楽に耐える。
 少し経ちと、射精が終わる。小森は指についている、ベタベタした精を弄びならが、口に放たれた精をゴクンと飲んだ。
「まだ、できるよね」
 小森は交のお●んちんに目を移す。交はガチガチのままだった。
 仰向けになっている交に小森はまたがり、ゆっくりと腰を下ろしていく。少しづつ、お●んちんとお●んこの距離が無くなっていく。交はぼんやりとしながら、小森を見つめる。小森もまた、交を見つめている。
「う、うあッ!」
 交は声を出して、甘い悲鳴を上げる。
「ううん、うああぁぁああん!」
 交の悲鳴をかき消すように、小森の甘すぎる、しかし苦痛に歪んだような声が、周囲に響く。
 小森はと交がひとつになった。
「うう…いうぅ……ひうぅ……」
 小森は身体を小さくしながら、何かに耐えるように身体を震わせている。交はなんとなく、目をお●んこに向けた。するとお●んこからは、数本の赤いスジが描かれていた。
「な、なんだ、これ」
「うるさい! 見るな!」
 そう言って小森は、勢いよく腰を振りだした。
「うあッ、うああぁッ」
 交はお●んちんに伝わる甘い刺激に、声を上げてしまう。温かく、ぬるりとした感触の肉壁が、お●んちんを擦りあげていく。
「ん……ふあぁぁん……ふぅううん……」
 小森は口を閉じながら、声が漏れないように我慢する。交を見下ろしながら、歯を強く食いしばる。それでも漏れてしまう桃色の声が、ひどく艶っぽく、可愛らしい。
 小森はマントと羽織るように、布団をまとっている。布団は小森が上下する度に、ひらりひらりと広がり揺れる。
 行為に夢中になる二人。二つの性器が溶け合い、混じり合い、ひとつになっていくような、そんな嬉しい感覚に翻弄される。
「ううッ、す、すごいッ、な、なんだか、また」
 交はとろけた目をして、小森に訴えかける。絶頂が近い。
「はうぅ……交……イキそう?」
 小森は笑みを浮かべながら、交を見下ろして言う。しかし小森も、絶頂が近かった。それを交に悟られないように、平気そうな顔をとりつくろう。
「うああ、も、もうダメ、オ、オレ、でッ、でちゃうぅ!」
「や、あ、わ、私も……交、イクの? イっちゃうの? ああぅ、ふああぁぁぁんッ!」
 甘すぎる衝撃に二人が襲われる。交は背中を反らせながら、勢いよく射精する。
「うあああぁぁぁああッ!」
 二人の声が重なる。
 精は激しく噴出し、小森の奥に放たれる。子宮に精が浴びせられ、小森はねっとりとした熱に、脳がとろけてしまう。
「ああぅ、熱い、熱いよぉ……奥……熱いぃ」
 小森は目を潤ませながら交に訴える。しかしその表情は、どこか嬉しそうな、満ち足りた様子だった。
「ううッ、オレも、なんだか……熱いよ……中……あったかいよ……」
 二人は火照った目をしながら、嬉しそうに見つめあった。

 余韻に浸っている二人。少し経つと、小森はそろそろと腰を上げた。すると放たれた精が膣口から垂れ、交のお●んちんに流れ落ちる。
 小森はティッシュを手に取り、恥ずかしそうに交のお●んちんを拭った。すると交もティッシュを手にし、小森のお●んこを拭った。二人は顔を赤くしながら、互いの性器をきれいにする。
 小森はさっきまでのように、布団を被って座っている。交は立ち上がり、服を着ようとパンツを手に取った。
「待って」
 小森は交を止める。そして、呼んだ。
「こっちにきて」
 小森は布団を少しだけ開き、交に来てと促した。交は照れながらも、小森の布団の中に入る。
 二人は真顔のまま、いつまでも仲良く寄り添っていた。

(おわり)

※同人誌「絶望娘Vol.2」に収録されている漫画とは、多少の差異がある場合があります。