真顔で答える先生に、奈美は再び顔を寄せる。
「なら、これでどうですか?」
唇が触れ合う。そして重なっている唇を、奈美の舌が開いてくる。
「んん……」
柔らかな舌が、先生の口内に入ってきた。奈美の舌が、先生の舌を探る。先生の歯、歯茎、頬の裏側、奈美の舌は先生の口内中を撫でまわす。
「んんッ、んん……」
奈美の舌が先生の舌に触れた。二人の舌は、互いを求めるように絡み合う。二人の唾液が混じり合いながら、滑らかに、ぬるりぬるると、激しく舌が絡みうごめく。
「んふぅ、ううん……」
長い長い大人のキス、二人は口を犯し合う。奈美の喉がこくんとなった。目を潤ませながら、溶け合ったたくさんの唾液を、愛しそうに飲み込んだ。
「ふあッ」
奈美は唇を離した。離れた互いの唇の間、そして舌と舌の間に、透明な架け橋が架かる。架け橋は少しづつ伸びていき、ポタリと滴になって垂れ落ちた。
(つづく)
「なら、これでどうですか?」
唇が触れ合う。そして重なっている唇を、奈美の舌が開いてくる。
「んん……」
柔らかな舌が、先生の口内に入ってきた。奈美の舌が、先生の舌を探る。先生の歯、歯茎、頬の裏側、奈美の舌は先生の口内中を撫でまわす。
「んんッ、んん……」
奈美の舌が先生の舌に触れた。二人の舌は、互いを求めるように絡み合う。二人の唾液が混じり合いながら、滑らかに、ぬるりぬるると、激しく舌が絡みうごめく。
「んふぅ、ううん……」
長い長い大人のキス、二人は口を犯し合う。奈美の喉がこくんとなった。目を潤ませながら、溶け合ったたくさんの唾液を、愛しそうに飲み込んだ。
「ふあッ」
奈美は唇を離した。離れた互いの唇の間、そして舌と舌の間に、透明な架け橋が架かる。架け橋は少しづつ伸びていき、ポタリと滴になって垂れ落ちた。
(つづく)