クリトリスを噛み潰す。本当に潰れるほどには力を入れてはいないが、それでも歯の形が残るほどには噛んでいる。普通なら痛みで泣き叫んでもおかしくないはずだが、マリは嬉しそうに恍惚の表情を浮かべている。シンジはおもいきりクリトリスをバキュームし、口の中を真空状態にする。クリトリスは口内へ強烈に引っ張られ、引きちぎられそうな感覚に襲われる。
「ひぃん! ひゅああぁぁぅあッ!!」
マリはシンジの頭を掴みながら、頭を振って叫び上げる。シンジは更に、吸い上げているクリトリスに舌を伸ばし、舌先でずりずりと擦り上げる。マリの腰がくの字に折れ、がくがくと身を震わせる。凶暴すぎる快楽に、マリは身体から力が失せそうになった。しかしマリはそうはさせまいと、腹に力を入れて踏ん張る。すると膣口から、びゅるぅと淫汁が飛び流れ出た。
「もったいない……それ、欲しいよ」
シンジは流れ落ちる淫汁を見て、自らの口でマリの膣口を塞いだ。
“ぎりッ”
クリトリスへの刺激が消えて、マリは歯をならした。険しい目でシンジをにらむ。しかしすぐに、マリは恍惚の笑みを浮かべて淫甘声を上げた。シンジは右手でマリのクリトリスをつねった。ぎゅうぎゅうぎゅううと強くつねり、ぐぐぐぎゅううとおもいきり引っ張る。
「きゃあぅあにゅぅぅ!!」
たまらずマリは下腹部に力を込める。すると秘華から、どぶどぶ、びゅるりと、淫汁が溢れ飛び出す。シンジはそれをごくごくと飲み干しながら、じゅううと水音を立てて吸い上げる。その吸引が更なる快楽をマリに与え、秘華からはびしゅうと、淫水がしぶき飛んだ。
もうどのくらいの量の淫汁を飲み込んだのか、シンジの腹はたぽついていた。胃が淫汁で満ちている。シンジは体外からも体内からもマリに包まれ、ひどく幸せで嬉しい気持ちになった。マリが愛しくて仕方がない。
不意に二人の目が合う。二人の目は熱っぽく、嬉しい気持ちの詰まった視線が絡み合う。シンジはマリの腰に抱きつき、しっかりとホールドする。そして膣口を吸引しながら、膣肉を舌で上下に舐めまくる。更にクリトリスをつねり、こねくり、引っ張り、押しつぶし、ぐりぐりといじり倒す。
「―――ッッッッッ!!!」
マリは言葉にならない咆哮を天に向かって上げる。マリの口角からはよだれが垂れ流れ、頬には涙が伝う。そしてシンジの顔にぽたぽたと垂れ落ちていく。
びゅうううう、どぶどぶどぶ、びしゅりゅるるるッ。今までにないくらいにマリは淫汁を溢れさせ、垂れ流し、飛び散らせた。しばらくの間、淫汁は出続けた。その光景は、まるで間欠泉のようである。そして少しすると、淫汁は漏れ出なくなった。
マリは完全に脱力し、顔を天に向けたままぐったりとしている。口からはだらりと、だらしなく舌が出ている。シンジからは見えないが、マリは白目を剥いて気絶していた。
全く動かなくなったマリが心配になり、シンジは身体を起こしてマリを見上げる。するとマリの身体はぐらりと揺れ、バランスを失い、シンジに向かって倒れた。とっさにシンジはマリを抱きとめる。マリははぁはぁと肩で息をしながら、シンジに身体を預けている。
覆い被さるマリの感触に、シンジは胸を高鳴らせた。やわらかい。女の子の心地よいやわらかさに、シンジは全身で幸せを感じた。可愛い、愛しい、そう素直に思えたシンジは、マリを抱きしめようと背中に両腕を伸ばす。
「フェラしてあげる」
耳元で囁かれる。そしてシンジの性器が、やわらかな手に掴まれた。
「え? わぁッ、なに?!」
唐突な出来事に、シンジは状況が理解できなかった。困惑するシンジを尻目に、マリは身体を起こして再びシンジに馬乗りになる。
「しゃぶってあげるって言ったの」
ぎゅううと、性器を握り締められた。シンジの顔が苦痛に歪む。
「今度はシンジをよくしてあげる番だね」
マリの申し出は、男として嬉しい展開。実際に、シンジは女の子から誘われるシーンをオカズに自慰したことは何度もあった。
嬉しい、嬉しいはずなのに、シンジは恐怖に身を震わせていた。限界を超えた射精コントロール、常人離れしたマリの絶頂、容赦のないマリの攻め、それらを体験にしたシンジは、嬉しい期待よりも言い知れぬ不安を感じていた。それだけマリの与える快楽は凶暴で、危険で、凶悪である。
「ころ……される?」
つい口から出てしまった言葉、それはシンジの本音であった。それを聞いたマリは、甘い笑顔を向けて答える。
「ふふッ、殺しちゃうかも」
マリは肉棒を口に寄せ、ふぅッと火照った息を吹きかけた。
「うあッ」
肉棒がぴくんと揺れる。こそばゆい快楽にシンジの性器が反応する。そんな光景を目にし、マリは肉棒を頭から咥えた。
「くぅッ」
亀頭がすっぽりとマリの口の中に入る。口内の温かなぬくもりが、亀頭に伝わる。肉棒に感じるぬくもりは全身にまで伝わり、シンジは心地よさに包まれる。
「うわぁぁぁッ!」
突然、シンジは叫びを上げた。腰をくの字に曲げて身体を震わせた。マリは唇で、肉棒の根元をぎゅうぎゅうに締め上げていた。そして同時に、マリは舌を亀頭の先端にあてがい、すごい速さで舐め擦った。
唇で絞られる痛み、舌で擦り上げられる快感、その相反する感覚を同時に感じさせられる。更に肉棒の根元が絞められているせいで、先走り汁は放出されずにいた。行き場を失った先走り汁は逆流してしまう。シンジはパニックに陥る。
「うああッ! い、痛い! なんか苦しいよ。 すごく変だよ! や、やめてよ、マリ!」
「おかしいなあ、シンジのお●んちんは気持ちいいって言ってるよ。さっきからたくさんの先走り汁が私の唇にせき止められて、元に戻っていってる」
マリの言葉にシンジは青ざめた。マリは性器に起こっている異常事態に気がついていながら、それは気持ちいいことだと言い放った。こんな無茶がずっと続く? このままマリに攻め続けられたら、確実に壊されてしまう……危険な予感がシンジの頭をよぎる。
シンジは肉棒に吸いついているマリの頭を掴んだ。そして力いっぱいに、マリを引き剥がしにかかる。その刹那、マリは厳しい眼差しでシンジをにらみ上げ、シンジの腕を握り締めた。マリの指がぎりぎりとシンジの腕に食い込む。痛みに耐えかね、シンジはとっさに両手を離した。
「ぐあわぁぁぁッ!!」
シンジが叫ぶ。マリが歯を立てて、肉棒の根元に噛みついている。
「怖くても逃げるな! 痛くても我慢する! 苦痛からも快楽からも逃げない! そうして耐え続ければ、限界は超えられるんだよ!! いい? わかった? シンジ」
ぶんぶんと、シンジは勢いよく首を縦に振る。それはマリの言葉に同意したのではなく、とにかくマリの噛みつきから逃れたい、その一心での首振り。しかしマリはシンジの行為を見て、了承したものだと受け止めてしまう。
「聞きわけのいい子。好きだよ、そういう素直なシンジ」
マリは唇の力を緩め、舌で亀頭を包み込む。そしてゆったりとやさしく、口で性器をしごいた。シンジの顔がほうっと安らいだ。気持ちよさそうに、頬をほんのりと赤らめる。
「ッ!!」
シンジは苦痛に言葉を失う。再び性器に痛みが走った。性器の根元を唇が締め上げ、マリの舌がべろべろ、ずりずりと性器を舐め擦る。どんどんときつく締めていく。そしてそのまま、唇を上下動させる。きつすぎる肉棒のしごきに、先端からびゅるッ、びゅるッと先走り汁が飛び散る。
(つづく)
マリはシンジに向けて、ぐぐっと顔を突き出す。
「もっとだよ! もっともっと凄いことしていいよ! ……ううん、違うね。して!! 私にして!! もっと凄いことして!!」
感情を高ぶらせていくマリは、すごい迫力でシンジを追い詰める。
「私がイヤって言っても! 私がたすけを求めても! 私が発狂しても! 私が気絶しても! 私が死んじゃっても! 私にもっともっと凄いことして! 私を壊して! ぶち壊して!! めちゃくちゃに喰い散らかして!!」
今まで以上に激しく求めてくるマリは、暴走したエヴァを思い出させた。シンジは胸が苦しくなり、恐怖した。怖い、とにかく怖い。頭の中が恐怖で埋め尽くされる。襲ってくる恐怖を打ち消すように、シンジはマリのクリトリスに噛みついた。
「ッッッッッ!!」
下腹部に走る衝撃に言葉を失う。マリは上空を見上げつつ身体を痙攣させた。しかしすぐに顔を下ろし、にぃっと笑いながら言う。
「それぇ!! いいよ、それぇ!! それくらい凄いの、いいよ!! でも、もっとだよ!! 私、もっと壊れてみたい!!」
更なる刺激を求められ、シンジは奥歯を使い、すり潰すようにクリトリスを潰し揉む。硬い歯でクリトリスを潰され、揉まれ、挟まれ、噛まれ、苦痛とも思えるほどに強烈で甘い快楽に、マリは襲われる。
マリが苦しんでいる、苦しそうに見える。しかしシンジは、マリの様子を気にする余裕がなかった。マリがもっとと言っている。もっと凄いことをしないといけいない。それだけを考えてマリを攻め続ける。
悶えるマリを眺めつつ、シンジは不意に、顔をマリの秘華に向けた。すると膣口からはどろどろと、時にはびゅるっと、淫汁が溢れ出ていた。女性を知らないシンジではあったが、目の前で起きていることが異常な事態であると、直感した。マリが普通ではない状況におかれている。そう思うと、シンジは不安になった。マリが心配になる。しかし蜜壷から泉のように淫汁が流れ出てくる光景は、シンジをひどく興奮させた。欲しい、その湧き出た泉を口にしたい、そんな衝動がシンジを突き動かす。
「ひんぃッ!! くあぁゅああぁぁぁッ!!」
狂ったマリの甘声を耳にしつつ、シンジはマリを攻め上げる。クリトリスを噛み潰し、舐め潰し、吸い上げる。ひととり攻めると、今度は膣口に吸いついて、じゅるるるるぅと淫水の吸い上げる。淫猥な水音を響かせながら、淫汁を飲み上げる。
「すごいぃッ、よおぉぉッッ!! すごいよぉッ!!」
秘華を吸いつつ、両手の親指でクリトリスを挟み潰し、ぐりぐりと揉み上げる。少しすると、またクリトリスを唇と舌で攻める。これをいつまでも繰り返す。
容赦のないシンジの攻めに、マリは全身を痺れさせていた。それは自慰行為で、イク寸前のところをキープし続けることで得た痺れと似ていた。シンジにも体験させた甘美すぎる痺れ。マリは脳までもが痺れ、ぼんやりとした感覚に浸る。
「わたし、まだ、ビーストモードの全開を知らない」
突然ひとり言をしゃべり始めたマリは、うわ言のように話す。
「さすがの私でも、全開にすることはできないていたの。今まで何回も試してみたけど、全開の寸前までくると、どうしてもブレーキがかかっちゃう」
マリが話す内容を、シンジは理解できないでいた。しかしそれは、自分の限界を超えるというような、そんなたぐいの話なのだろうと思った。
「でも、シンジは……私のリミッターを簡単に外しちゃう」
ごくりッ、シンジの喉がなる。マリはシンジを見つめる。シンジは淫汁を飲み込んでいた。マリが垂れ流す大量の淫汁を、ごくんごくりと飲んでいる。止めどなく溢れ出る淫汁を、シンジは膣口に吸いつきながら、一滴残さず飲み干す。それはマリにとって、ひどく淫靡で、妖艶で、いやらしく、汚ならしく、輝くほどに美しい光景だった。
きれい……マリの胸の中で響いた声。その刹那、マリは心臓がドクンと大きく高鳴ったのを感じた。全身が熱い、狂おしいほどに熱い。燃えて消し炭にされる、そんなイメージが頭の中をよぎるほどに、身体中が熱い。
「くッ……マリ……なにを……くるし……」
シンジが苦しがっている。顔がチアノーゼで青くなっている。シンジの唸り声を聞いて、マリはハッとした。無意識のうちに、マリはシンジの首を両手で締め上げていた。シンジの首には指と爪が食い込み、血が滲み出ている。
いけない、そう思ったマリはとっさに手を放した。シンジの首にはくっきりと指の跡がついている。マリは放した手で頭を抱え、獣のような呻き声を漏らす。
「うぎぅぅ!!」
頭から手を離し、マリは背中に向けて両腕を伸ばす。
「――――ッッッッッ」
顔を空に向け、口は言葉なき咆哮を上げている。その姿は翼の生えた堕天使が、天に向けて叫んでいるように見えた。
少しするとマリはシンジに顔を向け、息を荒くしながら胸を上下動させる。
「今のが……これが全開のビーストモード……あ、だめ……意識が……無くなっちゃう……なにも考え……られない……」
目を虚ろにして、マリはぼそぼそと呟いている。明らかに様子が変わったマリを見て、シンジはこのままマリを攻めてもいいのだろうかと戸惑った。シンジの動きが鈍る。
「やめなくていい……つづけるの……それがシンジの使命……だよ……」
使命と言われ、いくところまでいくしかないとシンジは直感した。もうあと先なんて考えていられない。マリの望むようにするしかない。
(つづく)
マリは歯を食い縛り、ぎりっと奥歯をならす。マリが主導権を握っているにも関わらず、シンジに辱められたのが、どうにもくやしくて恥ずかしかった。そんな気持ちを振り切るべく、マリはシンジを強くにらみながら、命令をする。
「足りない! これじゃ足りないんだよ! もっと! もっと激しく! もっと凄いのしてよ! さっきおっぱいにしたみたいに、おもいっきりめちゃくちゃにして! 食いちぎってごらんよ!!」
意地になってマリは叫んだ。シンジのソフトな秘華舐めで、十分に感じてしまっているのに、マリは更に強い刺激をくれと願う。その願いに応えるべく、シンジはマリの秘華に吸いついた。マリの腰に抱きつきながら、シンジは舌で秘華を押し舐めつつ、じゅるるぅとおもいきり吸い上げた。
「くひぃぃ! はくぅぅゅ」
ぶるぶると身体を震わせながら、マリは自分の薬指を噛んだ。そうして、嬉しい声を押し殺す。
「すごいね、どんどん溢れてくるよ、マリのここから。女の子って、僕ら男と違って、こんなに汁が出てくるんだね」
ビクッとマリの身体が揺れる。シンジの恥ずかしい問いかけに、マリは胸を少し痛めた。シンジの秘華舐めに感じてしまっているマリは、だらだら、とろとろと、淫汁を垂れ流し続けていた。その量は、他の女性に比べると格段に多い。ましてや男の精液の量とは、雲泥の差がある。それだけマリは興奮している。
「生意気……」
「え?」
消え入りそうな声で呟くマリを、シンジは不思議そうな顔をして見つめる。
「生意気だよ! シンジ、生意気!!」
マリはシンジのこめかみを掴み、おもいきり指を食い込ませる。
「痛い! いたいいたい! やめてよ! いたいよ!」
痛みに悶えるシンジを見下ろし、マリは満足げに笑みを浮かべる。
「ほら! もっとだよ! 全然足りないんだよ、シンジ!! おもいっきりって言ってるのが聞こえないの!?」
激昂して命令するマリを見て、シンジは危険を感じた。そして意を決する。以前ネットで見た女性器を思い出しながら、シンジは女性の感じる箇所を考える。
「ふゅッ! ひいぅんッ! そッ、それは、ちょ、ちょっと、すごぉ、すごいぃッ」
秘華の上部にあるポッチをシンジは舐めつぶした。完全に開かれた秘華はクリトリスを丸裸にし、露出させている。シンジはクリトリスが女性器で一番感じるところだと理解はしていた。ネットの動画で見た女性は、クリトリスを攻められて悶えていた。その動画を真似して、舌でずりずりと擦るように舐め上げてみる。
しかしシンジは、女性にとってクリトリスはどれだけ敏感なものか、どれだけ感受性が高く、繊細であるのかを知らない。顔を歪めて、歯をおもいきり食い縛って耐えるマリを、シンジは茫然と眺める。マリがシンジの上でぴくぴくんと身体を揺らし、悶えている。あまりに激しく悶えるので、シンジはクリトリスとは想像以上に感じる場所なのだと認識した。そう感じた途端、シンジはマリが心配になる。ひどく不安げにマリを見上げる。
「また、あの目で見てる……やだよ、そんな風に見られるの……」
呟くマリ。シンジの目を見ていると、弱い自分を見透かされているような錯覚におちいる。
「……ッッ、たッ、足りない! もっと凄いのをして!!」
意地を張り、不意に放ってしまった言葉は、マリ自身を追い詰める。既に気が触れそうな程に、凶暴で強烈な快楽をマリは感じている。しかし、そんなマリの様子に気がつけないシンジは、彼女の言うとおりに行動することしか出来ない。
「ひあッ! だ、だめ、すごぉ……やぁぁ……ひぃいうううッ!」
ぐにぐに、にゅぐにゅぐと、舌が容赦なくクリトリスを押しつぶす。そして舌先でずりゅずりゅと擦り上げ、じゅるじゅるると吸い上げる。激しく攻められているクリトリスは、ぐぐッと起き上がり、きつきつに勃起してしまう。大きく膨れて硬くなったクリトリスはひどく敏感になり、そのせいで強烈に快楽を感じるようになった。それなのにマリのクリトリスはシンジの攻めを一身に受ける。
「ぎぅぅ、ひぅぎぅうぅ」
食い縛っている歯の間から漏れる甘い悲鳴。それは耐え難いほどの快楽に対抗する、マリの必死な叫び。険しい表情でマリはシンジを見下ろす。シンジはそんなマリを見て、怯えたように目を細めた。そして、マリは更なる攻めを要求しているのだと認識した。
「ひッ! ちょ、ちょっと! ひあぁッ! やあぁぁッ!!」
シンジはマリのクリトリスに唇で噛みついた。唇を使ってクリトリスをあむあむとはみ潰す。その瞬間、マリは顔を上空に向けて跳ね上げ、身体を硬直させた。マリの全身に、限界を超えた快楽が襲いかかった。甘すぎる、そして凶暴すぎる快楽に、マリは溺れてしまいそうになる。
マリを見上げていたシンジは、マリの顔を見て、嬉しそうに喜んでいるのだと思った。マリは震えながら、舌を出して笑んでいた。
「あッ! だめ! それはダメェ!!」
シンジの頭を力いっぱいに握りしめながら、マリは必死に耐える。シンジはクリトリスに前歯を立て、ぐにぐにと甘噛みした。硬いものでクリトリスを挟まれ、マリは下腹部が爆発したような錯覚に襲われる。
「だめぇ! ダメェ!! ダめぇェェェぇぇぇ!!!」
ダメと言われたシンジは、クリトリスへの攻めを止めようと思った。やりすぎたのだと思い、気に病む。マリは肩を震わせながら俯いている。
「あ、あの、ごめん……」
つい謝ってしまうシンジ、しかしその声はマリには届かなかった。マリは突然顔を上げ、獣のような目でシンジを見下ろした。
(つづく)
「見てる見てる。シンジ、おもいきり私のパンツ見てる。見たいよね、ここ。私のお●んこ」
冷たくも火照った目で、マリはシンジを見下ろす。
「見せてあげるよ。見せるだけじゃなく、触らせてあげる。舐めさせてあげる。吸わせてあげる」
マリはシンジの両手を掴み、腰の両サイドに押しつける。
「さっきはブラウス、脱がしてくれたよね。今度はパンティだよ、シンジ」
シンジはエッと目を見開く。嬉しいが恥ずかしい、それは出来ない、シンジはネガティブマインドに身を縮ませる。そんなシンジを見て、マリは背中をぞくぞくとさせた。マリの意地悪心がうずく。
「できないは無しだからね。そのままパンティを掴んで、一気に引き下げて、脱がせばいいだけだよ」
心臓が高鳴る。パンツを脱がせと言われ、胸が躍る。脱がせば、男として一番に見たいものを見ることができる。しかしそれはひどく恥ずかしく、とてもいけない行為を迫られているような気がする。シンジは躊躇し、パンツの両端を掴んだまま動けなくなった。
どうしようと目を泳がせながら、助けを求めるようにマリを見つめる。そんなシンジを、マリは笑顔で、しかしひどく冷たい目で、きつく見下ろした。逃げられない、そう思ったシンジは、なかば意地になって、パンツをおもいきり引き抜いた。勢いよく下げられたパンツは、ずるるぅとマリの脚を通り、そのままシンジの胸の上に落とされる。周囲にびちゃぁという水音が響いた。シンジの胸がマリの淫水で濡らされる。
ごくりとシンジは喉をならした。シンジに馬乗りになっているマリ。シンジの腰の上には、剥き出しとなった秘華がある。
淫水を限界まで吸いこんだパンツが、シンジの胸の上に落ちている。濡れたパンツからは吸いこんでいた淫水が滲み出て、パンツの周囲を濡らしていく。その濡れパンツの奥に見えるマリの茂み。濃茶色の陰毛が、マリの割れ目を隠しているのが伺える。
「見てるね、私の股間。そんなに目をぎらつかせて、エッチだねシンジは。スケベなシンジには、もっとよくお●んこを見せてあげるよ」
そう言ってマリは腰をずりずりと這わせて、シンジの顔に向かって移動する。そしてシンジの胸にまで移動し、膝を立てて腰を下ろした。スカートは完全にまくり上げられ、股間が丸見えになっている。大きく開かれた脚は、閉じられていた秘華を開花させている。陰毛の茂みに隠れていた割れ目が、完全に開かれていた。マリの淫華が、妖艶に咲き誇っている。
秘華を見つめたシンジは突然、がしっと頭を掴まれた。マリの両手がシンジのこめかみを掴みながら、ぎりぎりと指を食い込ませていく。
「い、痛い。そんな、痛いよマリ」
「さっさと私を気持ちよくして! 待ってるんだよ! さっきからずっと! お●んこが熱くて変になりそうなんだから!」
マリはシンジの頭を掴んだまま、秘華をシンジの口に押しつけた。乱暴すぎる秘華のくちづけに、シンジは驚きのあまり胸が張り裂けそうになる。びっしょりに濡れた秘華から、とろりと淫汁が垂れ溢れ、シンジの口内に流れていく。そしてシンジの口の中に、マリの味、マリの香りが広がる。
「ほら! なにを固まってる?! 舐めて! 舐めろ! おもいっきり舐めろ!!」
目を見開いて命令するマリ。シンジは秘華の感触に感動し、頭をぼんやりとさせていた。それでもシンジは、マリの秘華に舌を伸ばす。
「ひぅッ」
舌先がマリの膣口に触れた。マリは身体をねじって悶える。ひくひくッと秘華が震えるのが、シンジの舌に伝わった。
シンジは舌全体を使って、秘華の裂け目を舐め上げた。れろぉ、れろぉと、舌が秘華を舐めていく。
「くっゅ、ひぅッ」
言葉にならない甘えた声を、マリは押し殺す。想像以上に、シンジのクンニに感じてしまっている。その事実が、マリをひどくはずかしめた。異常なほどに恥ずかしい。
(つづく)
ふふっと薄く笑みながら、マリはブラのホックを外した。ブラはぱさりと、シンジの顔の上に落ちる。マリのやわらかなぬくもりが残っているブラは、シンジをほんわりとした温かい気持ちにさせる。そして淫靡で妖艶な気分にさせられる。マリのブラの香り。その甘い香りを感じながら、シンジはブラを顔からどかした。するとブラウスの奥に、白くて柔らかそうな、美しく輝かしいおっぱいが見えた。
「ほら、もっとよく見せてあげる」
マリは腰をかがめ、胸をシンジの顔に寄せる。すると大きく形のよい乳房が、シンジの顔に向かって垂れ下がる。
「すご……い……きれいだ」
ひどく小さな声でシンジは呟いた。すっかりマリの胸にくぎ付けになっている。透き通るような乳房、ピンク色が鮮やかで美しい乳首、マリのおっぱいに魅入られて、シンジはごくりと生ツバを飲み込んだ。
「ほんとに可愛いね、シンジは。ほんとに純粋で、全然女の子のことを知らなくて、でもすっごいむっつりドスケベで」
マリはシンジの頬を両手で撫でながら、目を真っ直ぐに見つめる。
「私、最初から飛ばしていくよ。おもいっきりいくからね」
スーッと息を飲み、はぁぁと肺にある空気を全て出す。ゆっくりと深い深呼吸をすると、マリは異常なまでに妖艶な目でシンジを見下ろした。
「私のビーストモード、オン」
突然、マリは乱暴にシンジの手を掴み、乳房におもいきり押し当てた。
「揉むの! おもいっきり揉んで! ほら、力いっぱい揉むんだよ!! こっちの空いてるおっぱいは、口で吸うの!!」
マリは空いている乳房をシンジの口に押し付けた。やわらかいおっぱいの感触が、口を中心にして顔中に伝わる。
いきなりのマリの豹変ぶりに、シンジは困惑する。しかしマリに上から目線で命令され、シンジは言われたとおりに行動してしまう。胸に押し当てられた右手でマリの乳房を揉み上げ、そして唇と舌を使って、もう片方の乳房とその先端にある乳首を舐め上げる。
「ぬるい! そんな生易しいやり方じゃダメ! 足りない! おもいっきりだよ!! ちゃんと力入れて、おもいっきり!!」
力の入れ具合がよくわからないシンジは、もっと強くと言われ、力を増して揉みしだき、吸い上げた。
「全然足りない! おもいっきりだってば! おっぱいがちぎれるくらいに揉みつぶして!! 吸いちぎれるくらいに吸いつくして!!」
罵声とも言えるくらいに強い口調で、マリが叫ぶ。シンジは意を決しておもいっきり揉み、吸った。
「そう! いい! もっと強くてもいいよ! いい! それいい!! 痛いけど気持ちいい!! 壊れそうで心地いい!!」
乳房には五本の指が食い込み、じゅぶじゅるるぅという吸引音が響くほどに、強烈に吸い上げる。
「もっと欲しい! もっと強いのがいい! ねぇ、噛んで! おっぱい噛んで!! 握りつぶして!! 噛みちぎって!!」
吸引していた口を乳房から離し、シンジは乳首を奥歯でぐににと噛み上げた。手にも更に力を込め、力いっぱいに握りつぶす。
「それもいい! でももっと噛んで! 跡が残るくらいに! 噛みちぎってってば! 私をこわしてよ!!」
シンジとしては、もうマリの身体の限界だと思えるくらいに、力を込めていた。しかしマリがそれ以上を求めてくるので、大丈夫なのかと思いながら尻込みする。だが半狂乱になって求めてくるマリを見ていると、マリをもっとよくしてあげたいと心の底から思ってしまう。
シンジは前歯を使って、乳首をぎゅううと噛みしめた。
「ひぃッ! そう! それぇ! いいよぉ、シンジ!!」
乳首、乳輪、乳房、おっぱいの様々な個所に噛みついていく。噛まれた箇所には痛々しいほどの歯型が残されている。
「こっちのおっぱいも! こっちのおっぱいも噛んで! 噛みつくして!! 噛み散らかして!!」
もう片方のおっぱいにシンジはかぶりつく。シンジの歯が大きく美しいおっぱいに食い込んでいく。
「ひぃぃッ!! いいッ!! いいよぉ!!」
マリはシンジの頭に抱きつきながら、うっとりとシンジを見つめる。
「あああッ、熱い! おっぱいが熱い! 胸が熱い! それ以上に、お●んこが熱くなってるッ!!」
内股になりながら腰をくねらせる。マリは妖艶なダンスをシンジの真上で舞う。
「我慢できない! 熱くてたまらない! シンジ、今度はここだよ! お●んこをめちゃくちゃにして!!」
(つづく)